荒谷ダム-パラボラ館コース
81.5Km
秋穂自宅-秋穂農免-県道194号-周防往還自転車道-国道2号-山口市丸尾地区市道-小郡町道-国道9号-椹野川沿道-吉敷川沿道-県道204号-山口市湯田地区市道-一ノ坂川沿道-国道9号-県道196号-荒谷ダム-国道376号-パラボラ館-県道26号-県道26号沿旧道-国道262号-周防往還自転車道-県道21号-県道21号沿旧道-県道21号-県道21号沿旧道-県道25号沿い旧道-秋穂町自宅
 秋穂を出発する。今回はいつものコースを通らずに農免道路を北上する。この道は「お上使道」といって、大内氏時代に九州などからの使者が、海路を通って秋穂に上陸し山口市方面に行く時に使った古道だったらしい。そう思うと毎日のように通るこの道が違った道に思えてくるから不思議だ。
県道194号に合流しJR四辻駅まで走り、左折して周防往還自転車道に入る。潟上中学校付近で右折し橋を渡り、国道2号に出て、小郡町内を目指し県道335号に入る。丸尾地区を抜けて東津橋を渡り、右折して椹野川沿いに国道9号線に向かう。国道9号に出て、JR上郷駅の踏み切りを渡り川沿いの道を走る。ここへ来てようやく交通量の少ない道に入る事が出来、一息付く。いつもなら山口秋吉台自転車道を山口市に向かって走るのだが、今回は気分を変えて吉敷川沿いの市道を走る。
お上使道だった道
小郡の椹野川沿い
秋吉台自転車道と並行して走る道
  沿道の景色は自転車道の方が良いが湯田温泉方面に行くにはこちらの方が近道だ。湯田温泉に近付いてくると、川沿いの景色は桜並木に変わる。春に走りたい道だ。
県道204号を渡り、国道9号と県道204号に挟まれた狭いが交通量の少ない道を走る。湯田温泉をメインストリート(湯の華街道)から1本北側に入った道を通って抜ける。夜になればこの辺りも観光客で一杯になるはずだが、昼間は夜の喧騒にそなえるかのように静まり返っている。
そのまましばらく国道9号と並行して走る。山口市役所前を通り、県道203号通称パークロードを渡る。このパークロードは日本の道100選にも選ばれた道で、四季折々の木と花が植えられ、自転車でのんびり走るにはもってこいである。しかし、私はこの先の一の坂川沿いの道が好きだ。春は桜、夏は源氏ボタルの名所でもあり、なおかつ生活感も適度に漂っているこの空間が走っていて心地よい。
春は桜並木が綺麗な道
湯田温泉を抜ける
一の坂沿いの道
 一の坂川沿いの一方通行の道が終わった所で右折し、いつものようにコンビニで昼食などを補給する。国道9号に右折して七尾山トンネルを抜ける。護国神社前を通りスポーツの森入り口を過ぎて走り、椹野川を渡った所で左折し川を遡る。道がだんだん細くなり荒れてきた所で県道196号に出て荒谷ダムを目指す
奥湯田温泉跡を通り採石場を過ぎた辺りから登りが始まる。ほとんど車の通らない山道をのんびりと登って行く。峠の登りはしんどいはずなのになぜかわくわくしてくる。登りの途中で昼食の時間になってしまった。予定ではもうダムに到着しているはずだが雪と風で遅れぎみだ。さっきのコンビニで買ったどら焼きをかじリながら登る。
登りが始まって約3キロ程走るとダムが見えてきた。
採石場の横を通る
荒谷ダムへの登り
ダムが見えた
 人気のないダムで昼食とる場所を探すが、さっきから降り出した雪を避ける事ができる場所がない。しかたが無いので宮野湖に架かっている橋のたもとにある小さな休息場所でお湯を沸かす。今回はESBITという固形燃料を使う携帯型のコンロを持参したが火力が弱く、むすび2個食べ終わってもまだお湯が沸かない。今日みたいに雪の降るような寒い日は少々重くてもガスバーナーをもってくれば良かったと後悔する。この寒さの中でじっと我慢しながら作ったレギュラーコーヒーだけに温かさ、美味しさは格別だ。
コーヒーを飲み終わるとすぐに出発する。宮野湖の周回路を走る。いつもならゆっくりと景色を楽しみながら走るのだが、「熊に注意」の立て札がペースダウンを許さない。一応フロントバッグに熊よけのベルを付けているがその音は心もとない。
宮野湖一周を終えると一気に県道196号を下り、国道376号を仁保に向かって走る。のんびりとした田舎道だが交通量が結構多く、飛ばす車が多い割に路肩が狭いので緊張を強いられる。
雪の中の昼食
宮野湖の周回路
国道376号を仁保へ
 JR仁保駅を過ぎた辺りで国道と並行して走っている旧道に入り一息付く。自転車ツーリングに関しては国道は楽しい道とは言えない場合が多い。
旧道が終わる頃、大きなパラボラアンテナが見えてくる。仁保小学校の角を左に入ると今回のもう一つの目的地である「KDDI山口衛星通信所パラボラ館」の門が見えてくる。見学無料というのがうれしい。月曜が閉館日、開館時間は9:00から16:30までだ。受付で名前を記入しながら自転車の置き場所を聞いたら、受け付け横にに置いておいて良いとの事。安心して入館する。親切に感謝する。
館内に入るとアリアンロケットやインテルサット衛星の模型やマルチメディア体験コーナー、3面スクリーンを使用したミニシアター等があり子供連れでも結構楽しめる内容だ。いこいの広場に出ると大小十数個のパラボラアンテナが現れる。大きいもので直径34mあるとの事。外からは大きなアンテナが2個しかみえなかったので数の多さに驚いた。今回は寒い事もあって長居はしなかったが、又今度子供をつれてゆっくり来ようと思いつつ受け付けの人に礼を言ってパラボラ館を後にした。
道の駅仁保の郷の交差点を右折し県道26号を大内方面に進む。この道は国道376号と比較して道が良く交通量も少ないので周りの景色をゆっくりと楽しみながら走れる。しばらく走って県道と並行して走っている旧道に入る。ブドウ園がありシーズンには観光客でにぎわうのだろう。
旧道は一旦県道に合流しすぐにまた別れる。大きな缶詰め工場の前を通り、しばらく走ると長野八幡宮が見えてくる。いつもはそのまま通り過ぎるので気が付かなかったが、なかなか立派な八幡さんだ。この道は沿道に八幡宮や昔の道標らしき物がそこかしこに建っており、かつてはこの道が大内から仁保に向かう主要道だったのだろう。
巨大なパラボラアンテナ
ブドウ園脇を走る
長野八幡宮
 国道262号に出て周防往還自転車道に入る。1キロぐらい走り小鯖地区で県道21号に右折し秋穂に向かう。2キロ程走り山すそを通る旧道に入る。小川沿いの細いが舗装された道を進む。山口市と防府市の境界手前で県道21号に戻る。山陽新幹線の高架をくぐり数百メートル走り再び小川沿いの旧道に入る。道は狭いが、鋪装されている割には車はほとんど通らないので自転車向きの道だ。今度からこの道を通ろう。そのまま国道2号の下をくぐり秋穂の旧道を走り自宅に戻る。
きつい登りも無く体力的には比較的楽なコースだった。
切畑地区の川沿いの道