防府西浦-向島-新旧港めぐりコース
60.76Km
秋穂自宅-県道338号-秋穂旧道-防府新大橋-県道58号-小茅地区一般道-西浦漁港-県道58号-田島地区一般道-防府マリーナ-田島地区一般道-県道58号-三田尻中関港内一般道-県道58号-三田尻塩田碑-新田地区一般道-向島-県道185号-小田漁港-向島一般道-田の浦海水浴場-向島一般道-県道58号-三田尻塩田記念公園-県道58号-田島地区一般道-中浦漁港-県道58号-西浦地区護岸沿いの道-防府新大橋-台道干拓地-秋穂旧道-大海漁港-秋穂旧道-県道338号-秋穂自宅
 秋穂を出発、県道338号南部海岸道路を防府方面に走る。
「道の駅あいお」を過ぎ、コンビニのポプラがある交差点をそのまま直進し、旧道を左折する。この秋穂と防府を結ぶ旧道(バス路線)は種田酒造場跡や造り醤油屋などがあり良いサイクリングコースでもある。
旧道を3キロほど走ると信号付きの交差点が出てくるので右折し、県道58号、防府湾岸道路に入り平成15年に開通した防府新大橋に向かう。防府新大橋は眺望も良く、周防大橋と比較して傾斜が緩やかで歩道も広く取ってあり、歩行者や自転車でも快適に通行できるようになっている。
旧道の造り醤油屋
防府新大橋からの眺め
防府新大橋の歩道
 橋を渡り、県道58号に沿って一つ目の信号付きの交差点を右折する。自動車メーカーの大きな工場を過ぎた所で右折し、水路沿いに小茅地区に向かう。行き止まりが本日一つ目の港、西浦漁港である。釣り客以外には訪れる人もいない港だが、突堤の先からの眺めも良く、のんびり散歩やサイクリングするには良い道だ。
水路沿いの道から一本中に入った、集落の中を抜ける道を通って戻る。漁港独特の風情のある家がならび、地元の神社の夏祭りを知らせる手描きのポスターがあちこちに貼ってある道をゆっくりと走る。いい雰囲気の道はすぐに終わり、再び県道58号に戻り三田尻、中関方面に向かって走る。
ささやかなアップダウンの後に中関トンネルが現われる。このトンネルは車道よりも高い所に歩道が通っていて自転車でも安全に走れるが、今回はトンネルの手前の信号を左折し小さな峠を超える。峠といっても標高はわずか数十メートルだが、今回のルートの数少ない登りなのでゆっくり味わいながら登る。坂はあっという間に終わり田島地区の古い旧道の商店街に降りる。
西浦漁港
西浦旧道の神社前
中の関の低い峠を越える
 旧道に右折し直進し、半島の先端、西泊を目指す。この田島地区の旧道は昔の町並みが残り、隣の近代的な三田尻中関港がある浜方地区と好対照をなしている。白壁の土蔵や神社の鳥居がならぶ道を河口に向かって走っていると、小さな造船所があり、未完成のまま放置された(様に見える)大きな木造船が3隻置かれていた。気になりつつも通過する。しばらく走ると行き止まりが防府マリーナだ。休憩を兼ねてプレジャーボート等を鑑賞した後に引き返す。ここは河口に沿って遊歩道が設けられていて、先ほどの木造船を間近に見ながら戻る。
木造船
防府マリーナで休憩
河口の遊歩道
 県道58号の信号を右折し、新中関橋を渡ると三田尻中関港がある浜方地区に入る。ここからは今までの昔の町並みとは打って変わって、大規模な工場や港湾施設が立ち並ぶ近代的な工業地帯になっている。岸壁をなぞるように、日曜日の車がほとんど走っていない広い道を充分に楽しむ。東京の大井埠頭は日曜日には自転車のメッカになるが、ここ三田尻中関港ではとうとう一台の自転車とも出会わなかった。
中関2号岸壁では全長179mの巨大な自動車運搬船けんたっきーはいうぇい丸が完成した自動車を積み込む所だった。自動車を積み込む時は道が一時的に閉鎖されるが、自転車は歩道を走れるのでOKだ。間近で作業を見学出来た。
一旦県道58号の産業道路に戻って、200m程東進すると右側に小さな緑地があり、鳥居と三田尻塩田碑が建っていた。この地は江戸時代に「毛利の三白政策(米・塩・紙)」により開作され、播州・赤穂に次ぐ塩田地帯として栄えた。
中関港の広い道
けんたっきーはいうぇい丸
三田尻塩田碑
 三田尻塩田碑を過ぎ、橋を渡ってすぐ右折して河口沿い走る。海沿いにしばらく走ると向島に渡る錦橋が見えてくる。錦橋は遮断機が付いた橋の中央部分が回転する可動橋である。橋を渡った所が向島漁港だ。橋を渡り右折して海沿いの県道185号を飛ばす。向島運動公園を過ぎて少し走り、小田漁港の手前を左に入り峠を超える。登りの途中で小田漁港を見下ろすが、自然に囲まれた良い雰囲気の漁港だ。標高数十mの小さな峠を超えると田の浦海水浴場が現われる。申し訳程度に砂浜がある静かな海水浴場は、シーズン中にも係わらず、ほとんど人の姿が見られなかった。キャンプも出来るので意外と穴場かもしれない。
向島の可動橋
小田漁港を見下ろす
田の浦海水浴場
 道の終点がいきなり有料駐車場で、他に休憩出来そうな場所が無かったので、しかたなく引き返し、峠の頂上付近の観音堂で休憩する。帰りは旧道を走り集落の中を抜ける。
錦橋を渡り本土に戻る。錦橋近くの旧道で水谷弘のハイアースの琺瑯看板等を鑑賞しつつ走る。今度は海側を走らずに県道58号産業道路をそのまま西に戻ると、途中三田尻塩田記念公園があるが、有料なので今回は外から写真を撮るだけにする。時間とお金に余裕がある人はどうぞ。
向島の旧道
懐かしい水谷弘
三田尻塩田記念公園
 再び中関トンネルを通らずに峠を越える。この峠は、距離こそ僅か数百mで通る車の数も少ないが、神社仏閣が集中していて、地元の人にとっては特別な道らしい。峠を下った所の信号を右折すると県道58号に戻るが、そのまま直進し中浦漁港に向かう。
ここも釣り客以外には訪れる人がいない漁港だが、両側を小さな半島に囲まれた天然の良港だ。また県道58号に戻り、防府新大橋に向かう。自動車メーカーの工場を過ぎたところで左折し、西浦干拓地の護岸沿いを釣り客の釣果を確かめながら走る。
目の前に防府新大橋が迫って来たところで、防府新大橋脇に設置されたパーキングエリアから県道58号に戻り橋を渡る。橋を渡り終えたところで県道58号から降りて大道干拓地の田園の中央を突っ切る。今は夏で連日気温は30度を越えているが、アスファルトの道から水田地帯に入ると、周囲の気温が2-3度下がったように感じる。都会がヒートアイランドなら田舎はクールアイランドだ。
最後に秋穂の大海漁港を通り、来た道を戻り自宅に帰る。
中の関の峠
中浦漁港
防府新大橋
大道干拓の水田地帯を走る